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2013年2月22日(金)〜5月19日(日)
  明治4年(1871)、幕藩体制が崩壊して武家社会が終わった。明治9年には廃刀令が出され大名家お抱えの刀装金工達だけでなく、町人達の脇差の装剣金具を作っていた町の金工師達も失業した。
 多くの刀装金工達が装剣金具作りで身に付けた彫刻や象嵌技術を用いて花瓶や香炉、置物作りに活路を見出そうとしたが、その中で一躍注目を集めたのが、加納夏雄と海野勝Eであった。彼等はその当時海外でほぼ2年毎に開催されていた万国博覧会や国内の勧業博覧会、美術展で常に上位入賞をはたし、多くの作品が明治天皇、宮内省の買い上げとなり、金工界のトップの座に躍り出た人達である。
芍薬図懐中時計 / 加納夏雄
Watch with peony / Kano Natsuo
閻魔図さぐり金具 / 海野勝E
Saguri with Yama / Unno Shomin
花鳥図対花瓶 / 海野勝E
Pair of vases with birds and flowers / Unno Shomin
 2人は後に帝室技芸員に選ばれ、東京美術学校教授として多くの名工達を育て上げた事でも知られている。夏雄は京金工、勝Eは水戸金工であり技術面での差異はあるが、両者とも絵画的表現に優れ、感性が豊かなところが共通している。夏雄は余白を多く残す作風で、気品と余韻を感じさせる表現、勝Eは鏨をまるで絵筆の様に自在に操り、大胆さと繊細さを兼ね備えた作風で、両者とも絵筆では表現出来ない金工の美しさを追求した作家である。
 今展では両者の作風の違いや、鏨痕の美しさにも是非注目していただきたい。







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