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当館では、幕末・明治時代にその技術と芸術性において頂点を迎えた、蒔絵、七宝、
金工、京薩摩のなかでも、特に細密華麗で優れた名品を厳選して展示しております。
その多くは、当時、皇室より制作の奨励を受けていた帝室技芸員の手によるものであり、
また海外に流出していたものです。


尚、展示品は一年を通してすべての作品が入れ替わるよう、随時展示替えをしてお ります。


蒔絵
白山 松哉、川之辺 一朝、赤塚 自得、観松斎 など
   
漆器はベトナム、中国などにもありますが、蒔絵は、漆芸の一つの技法として日本独自に開発されたものです。
黒や赤を背景に金粉、銀粉を蒔いて装飾した漆器は、華やかながらも落ち着いた風情が魅力です。
その基本的な技法は平安時代にはすでに完成し、桃山・江戸時代には、ポルトガルやオランダ商人たちによって輸出され、多くのヨーロッパの人々を惹きつけました。しかしながら、その技術的、芸術的頂点は幕末・明治期にあり、柴田是真(しばたぜしん)、白山松哉(しらやましょうさい)、川之辺一朝(かわのべいっちょう)、赤塚自得(あかつかじとく)など、多くの名工が輩出しました。
>>技法についての詳細な解説および、ムービーによる技法解説はこちらです。>>






七宝
並河 靖之、林 小伝治、濤川 惣助、平塚 茂兵衛 など
   
日本の七宝製造の歴史は、桃山時代にさかのぼります。しかし盛んになったのは幕末以後で、それまでは、いくつかの七宝技術が門外不出の技として釘隠しや刀の鐔の装飾などに細々と使われていました。
近代の七宝は、尾張藩士の梶常吉(かじつねきち)(1803-83)が、幕末にオランダ商人から購入した七宝細工(おそらく中国製)を分解して有線七宝の技術を解明、作品に取り入れたことに始まります。
京都にも明治初めに伝わり、並河靖之は「有線七宝こそ日本の七宝の本流」と考えて、七宝を工芸品から芸術品に昇華させていきました。
>>技法についての詳細な解説および、ムービーによる技法解説はこちらです。>>






金工
加納 夏雄、海野 勝E、正阿弥 勝義、鹿島 一谷 など
   
日本の金工は、弥生時代に大陸よりもたらされた技術にその端を発したといわれています。その用途の広さから、常に生活の場と何らかの関係を持ち、その機能性と美しさを求められながら、日本独自に発展してきました。
とりわけ明治の金工作品は世界でも類を見ない完成された美術品です。
高度な彫りの技術、複雑で多彩な象嵌(ぞうがん)・色絵の技術、豊富な色彩を生み出す色上げの技術、これらの技術が相まって独自の美の世界を創り出しています。こうした作品は明治という時代が生み出したものであり、それ以前には存在しなかったジャンルです。江戸時代までの刀装金工達の蓄積された技術、明治という急速に西洋文化が流入した時代背景、そして帝室技芸員制度や天皇・皇室の支援があってはじめて完成することが出来たといえるでしょう。
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京薩摩
錦光山、藪明山、精巧山、司山 など
   
薩摩焼は、桃山時代に薩摩や大隅(鹿児島県)の窯で朝鮮半島の陶工たちによって始められた焼きもので、日本が初めて参加した慶応3(1867)年のパリ万国博覧会では、単独で参加した薩摩藩が薩摩焼を出品し、高い評価を受けています。
その後、京都・大阪・石川・東京・神奈川などでも薩摩風の絵付けの焼きものが流行し、その多くが輸出されることで海外における「SATSUMA」は日本陶磁の一ブランドとして定着することになりました。
まだ工業製品を持たなかった当時の日本にとって、「SATSUMA」は他の陶磁器や七宝、金工と並んで日本の輸出商品の花形であり、特に京都の粟田口周辺で作られた京薩摩は、文化の中心地だった京都ならではの美的センスが活かされているため、構図が美しく大変人気がありました。
当時、数多くあった「SATSUMA」の窯の中でも、京都の錦光山と大阪の藪明山は、優れた作品を生み出すことで知られ、窯がなくなった今もなお、世界中で愛好されています。




常設展に「彫刻」が加わりました。
高村光雲、石川光明、安藤緑山らの木彫・牙彫作品を展示しております。
 





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